オカルトパーツ「Elfidelity AXF-75」はOCに向いてない

理屈からいっても不安定要因にしかならないんですよね。

 

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まぁ、こうなっちゃっても引っこ抜けば治るんだけど、システムによっては不可逆的にぶっ壊れる可能性、ちょっとだけあると思うます。

このパーツは見た通りコンデンサの塊でして、液コンと違って大した容量は無いものの、電源投入時にすごい電流が流れ込むせいか、再起動はイケても初回起動時にコケるという挙動を見せるんですよね。

また、近年のPCはパーツの負荷に応じて昇圧してくれる機能が動いてたりするわけですが、

電源管理「このままだとメモリさん飢えるな昇圧したろー」
AXF-75「電気( ゚v^ ) オイチイ」
メモリ「あかん供給間に合わん死ぬ」

ということが起きているようで、特に電圧のガタツキが激しいOC環境では足引っ張りになることが予想されます。まぁ試せばわかるよ。

 

構成
CPU : AMD Ryzen 7 2700X
M/B : ASUS Crosshair VII HERO
MEM : G.Skill F4-4266C19D-16GTZA [DDR4 PC4-34100 8GB 2枚組]
メモリクロック 3600MHz (マザーのテンプレ設定)

テスト内容
PassMark MEMTEST86 V7.3 TEST8のみ繰り返し

結果

  DRAM Current Capability
  100% 130%
  エラー
総数
Test
cycle

Test cycle毎
エラー発生率

エラー
総数
Test
cycle
Test cycle毎
エラー発生率
AXF-75 0本 4 142 2.82% 0 161 0.00%
1本 7 12 58.33% 3 33 9.09%
2本 100以上 1 論外 4 12 33.33%

 

 

結論
Elfidelity AXF-75はむしろオーバークロックの足を引っ張る

 

そもそも、電源周りのコンデンサをマシマシにしたぐらいでクロック伸ばせるなら、OCメモリはコンデンサ山盛りの背高のっぽさんだらけになるわな…

電源に余裕のある定格環境であれば、無意味では無いとは思いますが、私のような糞耳でその差を感じ取れることはまずありえんので、完全に無駄な買い物でした。つらい。

 

ちなみに上記設定はベースクロックをいじるせいか起動に猛烈に時間がかかるので、たとえ999周してメモリエラーが0でも実用はできないとみてます。